ブリーダーが教えるにゃんこのあれこれhttps://cats-arekore.comブリーダー直伝の猫知識で猫との毎日をもっと楽しく♪Sun, 21 Jan 2024 19:35:46 +0000jahourly1220542616猫を新幹線に乗せる際の注意点をブリーダーが解説しますhttps://cats-arekore.com/2024/01/18/put-cats-on-the-shinkansen/https://cats-arekore.com/2024/01/18/put-cats-on-the-shinkansen/#respondThu, 18 Jan 2024 12:53:42 +0000https://cats-arekore.com/?p=269

猫ちゃんにとって長距離の移動は大きなストレスになることが多く、できれば避けたいものです。 しかし、引っ越しや緊急時など、やむを得ず長距離移動をさせなければ行けないときがあると思います。 そんな時は静かで安全な新幹線が便利 ... ]]>

猫ちゃんにとって長距離の移動は大きなストレスになることが多く、できれば避けたいものです。

しかし、引っ越しや緊急時など、やむを得ず長距離移動をさせなければ行けないときがあると思います。

そんな時は静かで安全な新幹線が便利です。

この記事では猫ちゃんを新幹線に乗せる際に知っておかなければならない重要なポイントと注意点について解説していきたいと思います。

猫ちゃんを新幹線に乗せる前の注意点

トイレ対策をしよう

新幹線に猫ちゃんを乗せる際、最も注意したいのがトイレです。

おしっこならまだいいですが車内でうんちをしてしまうと他のお客さんに大変迷惑になってしまいます。

キャリーケースにはペットシーツを敷いて利用します。

万が一うんちをしてしまったらペットシーツでうんちを包みましょう。

流せるタイプのペットシーツであればそのままトイレへ。

トイレに流せない場合は臭いが漏れてしまわないよう、しっかり対策しましょう。

出発前のご飯は控えめに

猫ちゃんは基本的に乗り物は苦手です。

加えて猫ちゃんもしっかり乗り物酔いをします。

満腹の状態で新幹線に乗るとストレスや酔いによって嘔吐や下痢といった症状を起こしやすくなります。

出発前は少量の食事にとどめておきましょう。

猫ちゃんを新幹線に乗せるまでの注意点

普通手回り品きっぷを購入が必要(290円)

新幹線に猫ちゃんを乗せるためには普通手回り品きっぷを購入しなければなりません。

このきっぷはネットや券売機で購入することはできず、みどりの窓口でペットを見せて購入する必要があります。

縦、横、高さの合計が120cm以内でなければなりません。
・ケースと動物を合わせた時の重さが10kg以内でなければなりません

座席に座らせることは出来ない

猫ちゃんはあくまで手荷物として扱われます。

空いている席に座らせたり、キャリーケースを置くことも禁止されています。

これは例え、座席を購入していても許されていませんので注意してください。

車内においての注意点

猫ちゃんは膝上か足元に

猫ちゃんの置き場所は膝上か足元がいいでしょう。膝上であれば逐一猫ちゃんの様子を確認できるので安心です。

また足元に毛布などをかけて置いておくのも良いです。

あなたの姿が見えず知らない人がたくさんいる環境では猫ちゃんが不安になってしまうかも知れませんので足元に置く場合は毛布などをかけて視界を遮っておくのがおすすめです。

鳴きがひどい時はデッキへ

猫ちゃんがどうしても鳴き止まない時は他のお客さんに配慮しデッキへ移動しましょう。

デッキであれば客室への騒音は最小限に抑えられます。

車内での給餌は控えましょう

新幹線での移動は長時間になります。

移動中に何かを食べさせたいと思うかも知れません。

しかし出発前の注意点で説明したように、移動中は猫ちゃんにストレスがかかっているため、食事や飲み物は嘔吐や下痢の原因となります。

食べたがっても我慢させ、もし具合が悪そうな場合は車掌さんに相談しましょう。

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猫ちゃんは自分からチョコレートを食べることはありませんhttps://cats-arekore.com/2024/01/16/cats-dont-eat-chocolate/https://cats-arekore.com/2024/01/16/cats-dont-eat-chocolate/#respondTue, 16 Jan 2024 14:37:49 +0000https://cats-arekore.com/?p=260

人間にとってはとっても美味しいチョコレート。しかし猫ちゃんにとっては猛毒です。 チョコレートが大好きなあなたがうっかり食べかけのチョコレートをしまい忘れた時それを猫ちゃんが食べてしまったらどうしようと不安に思うこともある ... ]]>

人間にとってはとっても美味しいチョコレート。しかし猫ちゃんにとっては猛毒です。

チョコレートが大好きなあなたがうっかり食べかけのチョコレートをしまい忘れた時それを猫ちゃんが食べてしまったらどうしようと不安に思うこともあるかも知れません。

しかし安心してください。猫ちゃんが自分からチョコレートを食べてしまうことはほとんどありません。

猫には甘味受容体が無い

猫は甘みを感じるための受容体が存在しません。

甘味受容体は、多くの哺乳類が持っている舌上の味蕾にある特定のタンパク質です。

これらの受容体は甘い味を感知することを可能にします。

しかし、猫は進化の過程で甘味受容体を失いました。

猫は肉食動物であり、彼らの食事は主に肉に基づいています。

甘味受容体が彼らの生存に必要不可欠ではなかったため、進化の過程でこの能力が失われたと考えられています。

チョコレートを出しっぱなしにしても勝手に食べてしまうことはない

したがって猫が台所で出しっぱなしになっているチョコレートを食べることはありません。

猫は食物を選ぶ際に味覚よりも匂いを重視するため、チョコレートの甘い香りが彼らを引きつけることはほとんどないのです。

あなたが食べさせる場合は別です

しかし例外があります。

それが飼い主が食べさせてしまうパターンです。

本来猫ちゃんはチョコレートに興味を示しませんが飼い主が与えてくるものには興味を示します。

猫ちゃんがチョコレートによって中毒に陥ってしまう原因のほとんどは飼い主が無知で与えてしまうパターンです。

また、普段のフードにチョコレートを混ぜるというようなやり方でも食べてしまいます。

猫はチョコレートに興味を示しませんがそれは毒だとわかって避けているわけではなく、興味が無いだけなのです。

あなたが与えなければ猫ちゃんは安全です!

この記事を読んでいるあなたはきっと猫ちゃんにとってチョコレートが危険であるということは理解しているでしょう。

ですので安心してください。あなたが与えない限り猫ちゃんがチョコレートを勝手に食べるということはありません。

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猫を飼うために必要な費用、ランニングコストについてブリーダーが解説しますhttps://cats-arekore.com/2023/12/15/cat-breeding-cost/https://cats-arekore.com/2023/12/15/cat-breeding-cost/#respondThu, 14 Dec 2023 18:10:40 +0000https://cats-arekore.com/?p=215

猫との生活は毎日を特別なものに変えてくれます。 彼らの愛らしい仕草や心温まる鳴き声はあなたの生活に新しい喜びをもたらしてくれることでしょう。 しかし、この素晴らしい猫との生活を始める前に、あなたは知っておかなければならな ... ]]>

猫との生活は毎日を特別なものに変えてくれます。

彼らの愛らしい仕草や心温まる鳴き声はあなたの生活に新しい喜びをもたらしてくれることでしょう。

しかし、この素晴らしい猫との生活を始める前に、あなたは知っておかなければならないことがあります。

それは猫を飼うためにはいくら必要なのか、年間でどれくらいのお金がかかるのか。ということです。

この記事では猫との新しい生活を始めるために必要な初期費用から日々の飼育にかかる経済的な側面までを詳細に解説します。

猫との生活を始めるうえで揃えて置かなければならないもの

まずは猫ちゃんをお家へ迎え入れる前に用意して置かなければならない最低限度のもの、あれば大変便利なものを紹介していきます。

ケージ(1万円程度)【あると非常に便利】

猫ちゃんは非常にいたずら好きで冒険家です。初めて見るあなたの家はまるでおもちゃ箱のように見えるはずです。

時にはあなたが触れてほしくない置物を落としたり、お気に入りのソファーに爪を立てたりするでしょう。

ケージがないと猫の行動を管理することが難しく、触れてほしくないものはすべて猫の手の届かないところに隠さなければいけなくなってしまいます。

しかし、ケージがあればあなたは安心して家を留守に出来るでしょうし壊されて困るものを隠す必要もありません。

ケージの中で飼うなんて可愛そうだという人もいらっしゃいますが猫は縄張りを持つ生き物なので自分の縄張りを持てればストレスをあまり持ちません。

お家にいる時にケージから出していっぱい遊んであげましょう。

食器(3000円程度)【あると便利】

猫用の食器は必須ではありません。

人間の食器で十分に代用出来ますが、あると区別がしやすいので非常に便利です。

また、大きさも猫用に作られているので猫も食べやすいです。

人間用の食器だと意外とちょうどいいサイズのお皿が見つからなかったりします。

ブラシ(3000円程度)【あると非常に便利】

猫は通常、春と秋、大きく分けて2回の換毛期があります。

この時期になると大量の抜け毛が発生し、毛玉を吐いたり、衣服や家具に大量の抜け毛が付着したりと猫を飼う人にとって大変な時期です。

この時期にしっかりブラッシングしてあげることで抜け毛の被害を最小限に食い止めることが出来ます。

手ぐしでも大丈夫ですが非常に手間ですし、取れる毛の量も限定的で効率が悪いです。

中にはあまり毛が抜けない子もいるので必須ではありませんが抜け毛に関わらずブラッシングはほとんどの猫ちゃんが好きなので持っておいて損はないでしょう。

爪切り(1000円程度)【必須】

猫と言えば爪です。暇があれば爪を研いでいます。

研がれた爪は鋭利で大変危険です。

攻撃されたときは当然ですが普通に抱っこするだけでも針のような鋭利な爪が肌に食い込み、ケガをしてしまいます。

猫ちゃんを迎え入れるときはその前に必ず爪切りを用意しておきましょう。

ベッド(3000円程度)【あると便利】

猫はどこでも寝ることが出来ますのでこちらも必須ではありませんが柔らかくて暖かいものの上で寝るのが非常に好きです。

たいへん喜ぶので是非買ってあげてみてください。

爪とぎ(3000円程度)【必須】

爪とぎは飼い主にとって厄介な行動の一つですが猫にとって重要な本能で阻害することが出来ないものです。

もし猫に爪とぎをさせないと強いストレスを感じ、問題行動をするようになります。

動物愛護の観点からも大きな問題になりますので爪とぎはさせてあげねばなりません。

かといって好き勝手にやらせると壁や家具など傷つけてほしくないもので爪とぎをしますので、専用の爪とぎを与えてあげることが望ましいです。

気に入ってくれればそこでずっと爪とぎをしてくれるようになるので安心してください。

トイレ(3000円程度)【必須】

猫は人間のトイレで用は足せませんので専用のトイレが必要になります。

猫は砂場に簡単な穴をほってそこに用を足し、砂をかけて隠すという習性があります。

つまり簡単な砂場を作ってあげればそこをトイレとして認識し、使ってくれるようになりますが衛生面からちゃんとした猫トイレを用意するのが無難です。

種類はいろいろありますがまずは安価な紙タイプかお手入れが楽なシステムタイプのトイレがおすすめです。

避妊・去勢(1万円~5万円程度)【必須】

もし猫の繁殖を考えていないのであれば避妊・去勢は必須と言っていいです。

避妊・去勢をさせないことのメリットは繁殖が出来るということ以外にほとんどなく、健康面、飼育面においてたくさんのデメリットがありますので繁殖を考えない場合はちゃんと避妊・去勢をしてあげましょう。

詳しい理由はこちらに書いてあります。

猫を飼っていくためのランニングコスト

猫ちゃんを飼育していくにあたってフード代やワクチン代など定期的必要になる費用があります。

年間、月でどれくらいのお金がかかるのか見ていきましょう。

フード代(月1000円~5000円)

フードはピンキリで何を選んでいいかわからないですよね。

基本的には年齢に合ったフード、そして一番安いもので問題ありません。

与えているうえで食いつきが悪い、下痢が多い、太ってきたなどのトラブルに合わせて適したフードを選んでいきましょう。

猫砂(月1000円~2000円程度)

猫トイレに使用する猫砂です。おしっこやうんちと一緒に固まるタイプのものであれば捨てた分、補充する必要がありますし、固まらないタイプの猫砂でも月に1回程度入れ替える必要があります。

取り替えずに使うと非常に不衛生で虫が湧いたりしますのでしっかり交換しましょう。

いろいろのタイプの猫砂がありますが基本的には購入したトイレで使えるタイプの猫砂を使用してください。

ワクチン接種(年3000円~1万円程度)

ワクチン接種はお迎えした猫ちゃんが非常に幼齢である場合は最大3回接種する必要がありますが、その後は年に1回のワクチン接種が必要です。

ワクチンには3種、5種、8種とありますが完全室内飼育であれば3種混合ワクチンで十分です。

もしお外に出す機会があるのであれば5種以上のワクチンが必要になりますがお外に出すことは基本おすすめしません。

できる限り室内で飼育できる環境を整えましょう。

健康診断(5000円~1万円程度)

ワクチンを接種する機会に一緒に健康診断を受けることをおすすめします。

猫は非常に我慢強い動物で痛いところや不調があってもなかなか表に出しません。

そのため定期的な専門家の評価は重要なのです。

もちろんレントゲンやエコー、血液検査としっかり調べるのが理想ですが簡易検査でも心臓の以上、痩せている太っている、肌や口腔内の異常などいろいろなことがわかるので予算と相談しつつ受けさせてあげてください。

猫ちゃんを迎え入れるのに最低必要な予算とランニングコスト

  • 迎え入れに必要な最低予算:3万6000円
  • 1年間の最低ランニングコスト:3万2000円

こちらが私が割り出した迎え入れに必要な最低予算と1年間のランニングコストです。

他のサイトを見るとこれより遥かに高い予算が出されているところが多いですが絶対に必要な物資という見方をすると必要なものは実はそれほど多くはありません。

もちろんあったら便利なものや生活の質を向上させるものなどはいくつもありますがそれらは工夫次第で何とでもなるものです。

大事なのは物品を揃えることではなく愛情を持って接することです。

あなたが猫ちゃんと素敵な生活が送れることを祈っています。

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猫ちゃんに服を着せるのは極力避けたほうがいい理由をブリーダーが解説しますhttps://cats-arekore.com/2023/10/30/cats-dont-need-clothes/https://cats-arekore.com/2023/10/30/cats-dont-need-clothes/#respondSun, 29 Oct 2023 23:26:08 +0000https://cats-arekore.com/?p=196

猫ちゃんに可愛いお洋服を着せたいと思うことあるかと思います。 しかし多くのケースでは猫ちゃんにお洋服を着せることは良くないことが多いです。 今回はなぜ猫ちゃんにお洋服を着せないほうがいいのかについて解説します。 目次 猫 ... ]]>

猫ちゃんに可愛いお洋服を着せたいと思うことあるかと思います。

しかし多くのケースでは猫ちゃんにお洋服を着せることは良くないことが多いです。

今回はなぜ猫ちゃんにお洋服を着せないほうがいいのかについて解説します。

猫ちゃんにお洋服を着せない方がいい理由

大好きなグルーミングの妨げになる

猫は頻繁にグルーミング(体を舐める行為)をします。

これには次のような理由があります。

  • 清潔保持 グルーミングをして体を清潔に保ちます
  • 体温調節 気化熱を利用して体温調節をします
  • リラックス 猫はグルーミングすることで安心します
  • 健康チェック 猫はグルーミングをすることで体の異常や外傷をチェックします

このように猫はグルーミングをすることで心と体の健康を維持しています。

服を着せることでグルーミングを阻害してしまうことは猫ちゃんにとっては多大なストレスになるのです。

サイズ選びが難しい

猫ちゃんが洋服を着てサイズがピッタリ、ストレスがないかどうかを理解してあげるのは難しいです。

  • きつめだと締め付けの不快感でストレスになる
  • ぶかぶかだと異物が体にまとわりつくような不快感でストレスになる。

人間も試着をして適正なサイズでないとかなりの不快感が出ると思います。

猫ちゃんの場合は採寸も困難ですし試着させてくれるお店も少ないです。

その中で猫ちゃんのストレスフリーなお洋服を見つけることはとても難しいです。

洋服が必要になるケース

一般的に猫ちゃんにとってお洋服は不要の存在ですが必要になるケースもあります。

  • 防寒を目的とする場合
  • 過剰なグルーミングをしてしまう場合
  • 術後のケアで必要な場合

寒さが苦手な子

猫ちゃんの中には寒さがとっても苦手な子もいます。

スフィンクスなどはその代表格で寒さがとても苦手です。

このような子たちにはお洋服を着せ、防寒対策をすることで健康維持に役立つこともあります。

高齢の猫ちゃん

高齢の猫ちゃんは若い猫ちゃんと比べ体温調節が苦手です。その結果寒さで体調を崩しやすくなったりするのでお洋服を着せることが解決策になることもあります。

しかしどちらのケースでおいてもエアコンをはじめとする暖房器具を使って暖めてあげるのが理想です。

過剰にグルーミングしてしまう子

猫はストレスを感じるとグルーミングをすることでリラックスしようとします。

つまり、ストレスが多いと過剰にグルーミングをしてしまい、ハゲが出来てしまうほどに舐めまくってしまうことがあります。

そういった場合に皮膚を保護する目的で一時的にお洋服を着せることが有効になることがあります。

もちろんこれは一時的な処置です。ストレスの原因を取り除くことが何より大事です

術後の傷口のケアとして

手術をした後、猫は違和感から傷口を舐めてしまいがち。

野生の世界ではこれは大切な行為ですが衛生管理がしっかり出来た飼育下においてはかえってばい菌を繁殖させ、化膿などの原因になってしまいます。

一般的にはエリザベスカラーが使われますが、これをとても嫌がる猫ちゃんもいるのでお洋服のほうが適している子もいます。

お洋服を着せるのは事情があるときだけ!短期間だけ!

  • お洋服は着せないほうがいいが必要な場合もある
  • 着せる場合もなるべく短期間で済むように心がけよう
  • ファッション目的はNG!!
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猫の爪切りの基本をブリーダーが解説しますhttps://cats-arekore.com/2023/10/18/how-to-cut-cats-nails/https://cats-arekore.com/2023/10/18/how-to-cut-cats-nails/#respondWed, 18 Oct 2023 10:48:01 +0000https://cats-arekore.com/?p=180

飼っているねこちゃんの基本的なお世話とも言える爪切り。 どうやって切ったらいいのか、どこまで切ったらいいのか、どのくらいの頻度で切るのか難しいですよね。 今日は基本的な猫の爪切りについてお話しします。 目次 どんな道具を ... ]]>

飼っているねこちゃんの基本的なお世話とも言える爪切り。

どうやって切ったらいいのか、どこまで切ったらいいのか、どのくらいの頻度で切るのか難しいですよね。

今日は基本的な猫の爪切りについてお話しします。

どんな道具を使うの?→一般的な猫用爪切りでOK

爪切りの道具にもいくらか種類があります。ニッパータイプのもの、ハサミタイプのものがありますが使いやすいもの、安いもので大丈夫です。

ハサミタイプ

最も安価でよく見かけるタイプの爪切りです。

特段こだわりが無ければこちらのタイプでOK!!

ニッパータイプ

ハサミタイプと比べ力を入れやすく、簡単にカットすることが出来ます。

切れ味もよく、綺麗にカットできるのでハサミタイプがちょっと使いにくいと思った方はニッパータイプを使ってみるとよいでしょう。

ハサミタイプと比べると少しお高めです。

人間の爪切りでも切れますが…

猫の爪切りが見つからず人間用の爪切りでカットした経験がありますが一応これでもカット事態は可能です。

ただ人間と比べてねこちゃんの爪が柔らかいためか爪が割れやすく綺麗にカットするのが難しいです。

それほど高いものではないのでねこちゃん用の爪切りを用意するのがよいでしょう。

どうやって切るの?→膝に抱っこするのが切りやすい

ねこちゃんと向かい合わせになってねこちゃんの手を引っ張るのはNGです。

多くのねこちゃんは手を引っ張られると反射的に引っ込めようとするので上手くいかないでしょう。

あなたの膝の上でリラックスしている間にササッと手早く切ってしまうのがよいです。

もしねこちゃんがあまり乗り気でない場合は、膝に抱っこしながら肉球をマッサージしたり、爪を出したり引っ込めたりして爪を切る動作に慣れてもらいましょう。

ねこちゃんが嫌がらなくなったら素早く切ります。

触られることに慣れると休み休み切らせてくれるようになります。

どこまで切るの?→爪の中の血管が目安です

※引用ワンハッピーニャンハッピー

爪のどこまで切っていいのか、痛くないのか悩みますよね。

猫の爪をよく見ると爪の中に赤い血管が通っているのを見ることが出来ます。

この血管を切ってしまうと出血してしまうのでこの少し手前で切るのが目安です。

慣れないうちは浅めにカットしましょう。

万が一血管まで切ってしまったら!と不安になると思いますが少し血が出る程度であれば痛がらない猫ちゃんがほとんどですので安心してください。

どうしても嫌がる猫ちゃんには洗濯ネット

猫ちゃんによっては暴れたり噛み付いたりしてどうしても切らせてくれない子もいます。

そんな場合には洗濯ネットに入れてカットするのが有効です。

少し可愛そうな気もしますが無理やり爪切りをするストレスを考慮すれば遥かにストレスは軽減出来るでしょう。

洗濯ネットを持参するようにお願いする動物病院もありますのでどうしてもカットが上手く行かない場合は試してみてください。

極論、爪切りは不要

爪切りの方法をいろいろ説明してきましたがどうしても爪切りさせてくれない!毎回の爪切りがものすごく大変!という場合はもう爪を切らないという手段もあります。

猫ちゃんの爪を切らなければいけない理由としては以下のものがあります。

  • 喧嘩での怪我の防止
  • 飼い主の怪我防止
  • 家具へのダメージ軽減

つまり、猫は一匹だけである。家具は傷つけられても構わない。私は怪我したっていい!

という状況であれば爪切りは必須ではありません。

猫ちゃんを爪切りに慣れさすことが何より大事です

  • 爪切りは安いくて使いやすいハサミタイプがおすすめ
  • 爪切りする姿勢は膝に抱っこが楽。このスタイルを猫ちゃんに慣れさせよう
  • 爪切りの目安は薄く見える赤い血管が目安
  • どうしても嫌がる猫ちゃんには洗濯ネットを活用しよう
  • どうしても無理なら切らなくてもOK!
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一人暮らしでも大丈夫!猫との生活を始めよう!https://cats-arekore.com/2023/09/24/worries-about-living-alone/https://cats-arekore.com/2023/09/24/worries-about-living-alone/#respondSun, 24 Sep 2023 07:59:10 +0000https://cats-arekore.com/?p=161

ねこちゃんが大好き!ねこちゃんに癒やされたい! でも一日のうち仕事などで家にいない時間が多いから猫を飼うのは無理…… そう思って猫を飼うことをあきらめている猫好きのあなた。大丈夫です!飼えます! 今回は一人暮らしでもちゃ ... ]]>

ねこちゃんが大好き!ねこちゃんに癒やされたい!

でも一日のうち仕事などで家にいない時間が多いから猫を飼うのは無理……

そう思って猫を飼うことをあきらめている猫好きのあなた。大丈夫です!飼えます!

今回は一人暮らしでもちゃんとねこちゃんを飼えるということをブリーダーが解説します。

一人暮らしでもねこちゃんを安心して飼える理由

ねこちゃんは寂しくない

一番気になるのは一人ぼっちにしておくなんて可愛そうで飼えない…そう思っていませんか?

でも猫はもともと単独で行動する独立性の高い動物です。そのためワンちゃんなどと比べると寂しさを感じにくく、一人遊びも得意です。

逆に例え飼い主であってもかまいすぎるとストレスを感じることがあり、一人の時間を確保してあげることが大切だったりします。

なので常に誰かが家にいる必要はなく、帰ってきてからたくさん遊んであげるということで十分ですし、逆にそのほうがねこちゃんにとって適度な距離感になってくれるかもしれません。

イタズラは対策できる

続いて心配になるのが留守中のいたずらです。

ねこちゃんはいたずらがとっても大好き!

家にいないあいだに沢山イタズラされてはかなわないって思うかもしれません。

外出中はゲージを活用しよう

イタズラが大好きなねこちゃん。残念ながらしつけでやめさせることは不可能と言っていいです。

しかしこれは2段以上のゲージを利用することで解決できます。

ゲージの中で飼うなんて可愛そうと思うかも知れませんが、ねこちゃんは狭い空間を苦にしません。

逆に広すぎるスペースよりも限られた空間にいるほうが安心するのでケージを活用するのはいいことと言えます。

お家に帰ってきたらゲージから出して遊んだり探検したりさせてあげましょう。

おすすめのゲージ

ご飯は置きっぱなしでもOK

猫は食事の自己調節機能が優れていて食べすぎて肥満になったり食べないで痩せてしまったりと言ったトラブルが非常に少ない動物です。

反対に飼い主側が勝手に量を決めてしまうと適切な発育を妨げることにもなりかねないので私はかねてから自由給餌をおすすめしています。

また餌の量のコントロールが必要なねこちゃんであっても自動給餌器と言ったものもあるのでこちらで対応することも可能です。

おすすめの自動給餌器

温度は神経質にならなくて大丈夫!

夏や冬、暖房や冷房をつけっぱなしにしていないといけないのかと心配される方も多いですがそこまで神経質にならなくて大丈夫です!

猫はもともと砂漠に住んでいた動物ですので熱中症にはとても強いです。

寒さには若干の配慮が必要ですが北海道の寒冷地などではない限り、室内の気温は10℃以上ある場合が多いですので必ず暖房をいれっぱなしにして置かなければならないということはありません。

また猫用の暖房器具などもありますので寒さが心配な方はそういったものを活用しましょう。

ねこちゃんのおすすめ暖房器具

ねこちゃんはとっても丈夫な動物!

  • ねこちゃんは一人が好きなのでお留守番が得意!
  • 留守中のイタズラ対策はゲージで対応しよう!
  • ご飯は置きっぱなしでOK!!
  • 気温、室温に神経質にならなくても大丈夫!

ねこちゃんはあなたが想像するよりとっても強くたくましい動物です。

あなたがねこちゃんのいる生活の幸せを味わえることを祈っています!

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2匹目の猫を迎える前に!多頭飼育の注意点をブリーダーが解説しますhttps://cats-arekore.com/2023/09/23/points-to-note-when-keeping-multiple-cats/https://cats-arekore.com/2023/09/23/points-to-note-when-keeping-multiple-cats/#respondSat, 23 Sep 2023 09:22:07 +0000https://cats-arekore.com/?p=145

猫はとても魅力的な生き物で一度その魅力に取りつかれたらつい「もう一匹迎えたい!」と考えてしまいますよね。たくさんのねこちゃんに囲まれて生活することはとても魅力的である一方で注意しておかなければならない点もいくつか存在しま ... ]]>

猫はとても魅力的な生き物で一度その魅力に取りつかれたらつい「もう一匹迎えたい!」と考えてしまいますよね。たくさんのねこちゃんに囲まれて生活することはとても魅力的である一方で注意しておかなければならない点もいくつか存在します。

今回は新たにねこちゃんを迎え入れる際に考慮すべきことを解説していきます。

先猫への配慮

まず新たにねこちゃんを迎え入れる時に考えなければならないのは先猫ちゃんとの相性です。

相性なんてわからない!って思うかも知れませんが最低限考慮しておかなければならない点があります。

  • 老猫と子猫といったような極端な年齢差はないか
  • お互い去勢・避妊をしているか
  • 予防接種は受けているか

年齢差が大きいと大きなストレスになる

性格が合うか仲良くしてくれるかと言ったような相性は実際に会わせてみないとわからないことですが15歳の先猫がいるのに3ヶ月の子猫を迎え入れる、といったようなことは先猫にとって大きなストレスとなります。逆もまた然りです。

猫種によって違いはあれど子猫は好奇心いっぱい!とにかくたくさん遊びたいのです!

一方歳を取った猫はとにかくゆっくり過ごしたい。

のんびり昼寝を楽しみたいのに子猫が積極的にちょっかいをかけてくるといったことはよく起こってしまいます。

もしこのようなケースで多頭飼いをする場合は老猫だけが入れる空間をつくったり、それぞれの生活空間を別々にすると言った配慮が必要になります。

去勢・避妊が必須

例え1匹だけの飼育であっても避妊・去勢はは推奨されますが多頭飼育する場合の避妊・去勢は必須と言えます。

オス、メスの組み合わせであるならばどんなに注意していても妊娠は避けられないでしょう。猫の交尾は一瞬で終わりますのでほんの少し目を離したすきに子供が出来てしまいます。

オス、オスの組み合わせであれば妊娠の心配はありませんが仲良くすることは絶対にありません。

彼らは常に生存競争のライバルであり、敵です。

ケンカ、などという生易しいものではなく殺し合いになってしまいますので去勢していないオス同士の飼育は絶対に避けるべきです。

唯一メス、メス同士の組み合わせであれば避妊していなくても飼うことが出来ますがやはり健康面や管理のしやすさと言った点から避妊して飼うことが望ましいでしょう。

管理の複雑化

世話の時間が2倍になるだけと考えがちですが実際は違います。もう少し複雑になります。

問題を起こしたのは誰?

ねこちゃんはとってもいたずら好きです。とても可愛らしい反面、飼い主にとって悪魔かと思うようないたずらをすることもあります。

ねこちゃんはその子その子によって好みも違い、しでかすいたずらや問題もその子によって違います。

例えばトイレがうまく使えない子がいたとします。その場合、その子にトイレの使い方を教えることで問題解決に務めるわけですが複数頭飼育しているとどの子がトイレで粗相をしてしまったかわからなくなります。

そしてこの問題の特定は飼育数が増えれば増えるほど難しくなります。

医療費は単純な「×頭数」ではない

猫一匹の医療費が年間1万円だと仮定しましょう。

10匹飼っている場合は10万円だと思いますか?

実は違います。

猫は病気にならず常に健康であればこの計算は成り立つのですがどの子かが体調を崩した瞬間にこの計算式は崩壊します。

飼育するねこちゃんが病気になったとしてもしその病気が伝染性のものであれば飼育しているすべての子に対して治療、診断をする必要が出てくるからです。

つまりもし10匹の猫を飼っていたとしてそのうち1匹でも風邪にかかってしまえば10匹分の医療費がかかることになります。

あんまりかまってくれなくなる

冗談のような話しですがこれ、結構堪えます。

1匹だけの時は家に帰ってくると玄関までダッシュでお出迎えして飛びついてきてくれたのに…

2匹目を飼い始めたらお出迎えはおろかリビングで会ってもいちべつをくれるだけで寄ってきてくれません…

遊ぶときも猫同士で遊ぶので飼い主の入る隙がなかったり……

もちろん猫同士が戯れる様は非常に心癒されるのですがねこちゃんとのスキンシップを楽しんでいた方にとっては寂しく感じるかも知れません。

起こりうる問題を出来るだけ考えよう

問題のすべてを解決することは出来ません。
問題のすべてを想定することは出来ません。
しかしなるべく起こりうる問題を考え、対処法を考えておけば途中でお別れするといったような悲しい事態を回避することが出来ます。

  • 先猫と迎え入れるねこちゃんの年齢はなるべく合わせよう
  • イタズラや病気のサインが分かりにくくなることを理解しておこう
  • トラブルが合った時、別々に出来るように隔離スペースを用意しておこう
  • 医療費はすべてのネコちゃんに病気が移った事態を想定しよう
  • かまってくれなくなることに心の準備をしておこう

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アメリカンショートヘアの魅力をブリーダーが解説しますhttps://cats-arekore.com/2023/09/18/the-charm-of-the-american-shrthair/https://cats-arekore.com/2023/09/18/the-charm-of-the-american-shrthair/#respondMon, 18 Sep 2023 07:31:03 +0000https://cats-arekore.com/?p=137

ねこちゃんを飼いたいと思ってもたくさんの種類がいるのでどれがいいのか迷ってしまいますよね。 見た目でビビッときた子を直感的に選ぶ!という人が多いかも知れませんが実はねこちゃんは種類によって性格や特徴が違って飼い方も違った ... ]]>

ねこちゃんを飼いたいと思ってもたくさんの種類がいるのでどれがいいのか迷ってしまいますよね。

見た目でビビッときた子を直感的に選ぶ!という人が多いかも知れませんが実はねこちゃんは種類によって性格や特徴が違って飼い方も違ったりします。

私はアメリカンショートヘアを専門でブリーディングしているので今回はアメリカンショートヘアの魅力について語らせていただきたいと思います!

アメリカンショートヘアの特徴

好奇心旺盛な生活

猫はもともと好奇心が強い動物ですがその中でもアメリカンショートヘアは好奇心が旺盛だと言われています。

いろいろな玩具やありとあらゆるものに興味を持ちよく遊び、運動もするので肥満になりにくく運動不足にもなりにくいです。

家中を元気に走り回る姿はエネルギーに溢れ、見ているこっちまで元気になってしまいます。

丈夫な体

ねこちゃんの中には品種改良を繰り返すことで生まれた猫種がいくつか存在します。こういった猫種は大変可愛らしいですが同時にかかりやすい遺伝子疾患があったり、体そのものが丈夫でなく、病気になりやすかったりすることがよくあります。

しかしアメリカンショートヘアの起源は17世紀まで遡る古い歴史を持っています。

品種改良されていない猫種は体も丈夫であることが多く、遺伝子疾患なども非常に少ないです。

せっかく迎え入れるねこちゃん。出来るだけ長く一緒にいたいですよね♪

社交的な性格

猫というとつっけんどんな性格で飼い主なんかに見向きもしない!なんて想像される方もいるかも知れませんがアメリカンショートヘアはかなり社交性が高く、飼い主にも積極的に絡んでくる子が多いです。

その好奇心の強さゆえなのか飼い主にも興味を持ち自分から近寄ってきたりします。

慣れてくれば遊んで遊んで!と催促することもあり一緒に遊んだり出来るので是非オススメです!

アメリカンショートヘアの魅力

感情の豊かさ

アメリカンショートヘアはその好奇心旺盛さゆえ、表情がコロコロ変わります!

動くものに興味津々で目をまんまるにして追っかけてる姿はとても愛くるしいです。

また表情がなく、運動量も少ない猫と比べると体調を崩したときなど明らかに変化を感じ取りやすいので病気などの早期発見などもし易いです。

適応性が高い

猫は同じ環境を好む生き物で引っ越しなどが苦手です。

したがってねこちゃんを迎え入れる時は引っ越しによる環境の変化が大きなストレスとなり体調を崩してしまうねこちゃんが少なくありません。

しかしアメリカンショートヘアは持ち前の好奇心で環境の変化を楽しむことが出来ます!

ストレスが無いわけではないのですが他の猫種と比べるとお迎え入れ後、体調を崩すというトラブルが少ないです。

アメリカンショートヘアを飼ううえでの注意点

いたずら好き

アメリカンショートヘアの魅力の中で好奇心旺盛であることを上げましたが、これは必ずしもあなたにとってメリットになるとは限りません。

彼らは思いのまま部屋中を走り回り、あなたが触ってほしくない家具や置き物を倒したりするでしょう。

場合によっては電源のコードなどをかじったりして断線させたりすることもあります。

個体差があるのですべてのアメリカンショートヘアの子がそうというわけではありませんがその子の行動を見て何かしらの対策を講じることになるのは間違いないでしょう。

いちばん簡単な対策としてはゲージを用意するのがいいです!
特にお留守番をしてもらう時などはゲージで過ごしてもらうとトラブルを回避出来ます。

活発すぎる?

魅力にて活発であることを上げましたが人によっては活発すぎると感じるかも知れません。

猫種によってはおっとりとした性格であまり運動せず騒がしくない猫もいるので騒がしくなくゆっくりとした時間を猫と一緒に過ごしたいといった場合にはアメリカンショートヘアは向かないかも知れません。

アメショーは活発、ノルウェージャンは大人しいなどの猫種による特徴はあくまで全体的なものです。
アメショーだから必ず活発、ノルウェージャンだから必ず大人しいといったことはないので注意してください。

ねこちゃん初めて飼う、一緒に遊びたい、丈夫な子がいいといった人にオススメです!

  • 初めて猫を飼うので飼いやすい種類がいい
  • 元気で丈夫な子がいい
  • 一緒に遊んでくれる子がいい

こんな場合はアメリカンショートヘアは向きません

  • 大人しい子がいい
  • 保護猫を迎え入れて社会貢献したい
  • あまりいたずらしない子がいい
注意

猫は種類によって特徴がありますがこれは絶対的なものではありません。

アメリカンショートヘアであっても大人しい子は存在しますし必ず丈夫であるわけでもありません。

これらの性格はあくまで目安とし、実際に会ってみてその子の性格をしっかり見極めましょう。

店員さんやブリーダーさんに聞けば大体の性格は教えてもらえます。

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https://cats-arekore.com/2023/09/18/the-charm-of-the-american-shrthair/feed/0137
猫を避妊・去勢させたほうが良い9個の理由をブリーダーが解説しますhttps://cats-arekore.com/2023/08/07/why-you-should-spay-your-cat/https://cats-arekore.com/2023/08/07/why-you-should-spay-your-cat/#respondSun, 06 Aug 2023 15:56:49 +0000https://cats-arekore.com/?p=108

迎え入れたネコちゃんを「去勢させようか迷っています」と言った相談をたびたび受けます。 繁殖させる気はないし去勢したほうがいいんだろうけどなんだか可愛そう…そう考えてしまう優しい飼い主さんがちょくちょくいらっしゃいます。 ... ]]>

迎え入れたネコちゃんを「去勢させようか迷っています」と言った相談をたびたび受けます。

繁殖させる気はないし去勢したほうがいいんだろうけどなんだか可愛そう…そう考えてしまう優しい飼い主さんがちょくちょくいらっしゃいます。

でも可哀想じゃないんです!むしろ避妊・去勢をしないほうが可哀想なんです!

今回は避妊・去勢をするとネコちゃんたちにとってどれだけ幸せなのかを解説します。

避妊・去勢をするメリット

ネコちゃんの避妊・去勢を施すうえでの利点は数多く存在しますが大きく分けてその利点は次のように分類されます。

  • 健康面の利点
  • 行動面の利点
  • 社会的・経済的利点

ひとつひとつ見ていきましょう

健康面の利点

ネコちゃんを避妊・去勢させることで健康面の利点が存在します。

  • 発がんリスクの低下
  • 感性症リスクの低下
  • ストレスの低下

発がんリスクの低下

近年の飼育下における猫の寿命は飼育環境が昔と比べ大きく改善したことにより大きく伸びています。

そのため、人間と同じように最終的にがんになって死亡するネコちゃんが増えているのです。

体のどの部分ががんになるかはわかりませんが子宮や卵管などはがんになりやすい部位の筆頭です。

避妊手術によって取り除いておくことにより、これらの部位のがん化を防ぐことが出来るのです。

感染症リスクの低下

発情期にないメスの性器は外部からの細菌感染に非常に強いです。

しかし、発情期になるとオスを受け入れるため、外部からの細菌感染を容易にします。

また、発情期はホルモンバランスを崩しやすく、ストレスをためやすいです。

このストレスは免疫そのものを低下させるリスクとなり、これもまた細菌感染などのリスクを増加させることになります。

ストレスの低下

私達も失恋や叶わぬ恋は大きなストレスになりますよね。

ネコちゃんたちも同じ。発情には大きなストレスが伴います。

その願いを叶えてあげられればとても良いのですがほとんどの場合、その願いを叶えてあげることは出来ません。

また、一度妊娠、出産をしても数ヶ月でまた次の発情を迎えます。

パートナーを見つけたいけどお外に出られない、交尾したいけど出来ないと言ったストレスはネコちゃんにとってとてつもなく大きなものとなります。

行動面の利点

続いては行動面の利点です。

避妊・去勢を行わないと飼育する上で困るような行動が多々あり、避妊・去勢はこれら問題行動を予防することが出来ます。

  • 攻撃性の低下
  • マーキングの予防
  • 脱走行動の減少
  • 遠吠えの予防

攻撃性の低減

オスはオス同士の争いに勝つため、メスは子を守るため、野生の成猫はある程度の攻撃性を持っています。

これらは性器で作られるホルモンが関係しており、避妊・去勢を行うとこれら攻撃性が低減することがよくあります。

野生で生きていくためには外敵から我が身を子猫を守るため必要なものですが安全が確保された飼育下でこれら攻撃性はマイナスに働くことが多いです。

いつも甘えてくれる、穏やかな性格であってくれた方があなたも安心ではありませんか?

マーキングの予防

オス猫、たまにメス猫もですが成猫はマーキング行為を行うようになります。

特にオスは去勢しないと必発で起こる現象で、家のありとあらゆるものにおしっこを掛けて回るようになります。

臭いも強烈で頻繁に行うので家の清潔を維持することはある程度諦めなければなりません。

最初の発情を迎える前に去勢を済ますことでマーキング行動は起こさなくなるので、早めの去勢がおすすめです。

脱走行動の減少

発情して異性を求めるエネルギーは相当なものです。

避妊・去勢をしていないネコちゃんが発情すると、しばしば飼い主の目を盗み、異性を求めて脱走を試みることがあります。

心配で慌てふためくあなたですが愛猫は2,3日すると何事もなかったかのような顔でひょっこり帰ってきます。

胸をなでおろすあなたですが1ヶ月後、お腹が大きくなってきた愛猫の姿を見てまたあなたは慌てふためくことになるのです。

注意

戻ってきてくれるだけでありがたい。

実はネコちゃんが交通事故で死んでしまうことはとてもよくあることです。

お外に出すメリットはないと以前解説しましたが、脱走を防止するためにも避妊・去勢は重要です。

遠吠えの予防

発情したメスやオスは相手を求めてしきりに大きな声で鳴いたりします。

今までに聞いたことがないような大声で鳴く子もいたりします。

通常、発情していない猫がこのような大きな声で鳴くと言ったことは身の危険が迫っている時を除いてないと言っていいでしょう。

近隣住民の配慮もありますし、なによりあなたも昼夜問わず鳴き続ける愛猫の声を聞かずに済みます。

社会的利点

避妊・去勢を施すことは飼い主だけでなく、社会にとっても利点があります。

  • 野良猫増加の予防
  • 保護施設の負担軽減

野良猫増加の予防

今はかなり減りましたが昔は野良猫に餌だけを与えると言った飼い方が主流でした。

これはつまり、十分な食料を与えつつ自由に繁殖させることを意味します。

猫は非常に繁殖力が強いので、このような食べるものに苦労しないような環境を提供すると爆発的に増えます。

この子達が大きくなるとゴミを荒らしたり、人の民家を荒らしたりと社会にとって問題行動を起こすようになります。

避妊・去勢は猫と人間が共生していくうえでとても重要なのです。

保護施設の負担軽減

日本には数多くの動物愛護団体が存在し、保護活動を行っています。

飼い主を失ったネコちゃんや野良猫などを保護し、次の飼い主さんが見つかるまで面倒を見てくれたりするところです。

しかし、これら団体のほとんどは寄付金などで運営されているケースが多く、十分な資金と人材を持っていないケースが多くあります。

当然キャパシティを超えるネコちゃんの受け入れは不可能で、そのような野良猫たちが増えれば彼らは保健所に送られ、殺処分を待つ身となってしまいます。

避妊・去勢を行うことはこういった団体の負担を軽減し、不幸なネコちゃんを減らすと同時に猫と人間が共生しやすい社会を作ることに貢献することになります。

避妊・去勢をするデメリット

ここまで避妊・去勢を行うメリットをお伝えしてきましたがデメリットも存在します。

すべてがすべていい事づくしではないのでリスクとデメリットもお伝えしておかなければなりません。

繁殖が出来ない

これは当然ですが避妊・去勢を施してしまったネコちゃんは生涯、繁殖することは出来ません。

最初は繁殖させる気にはなかったけど後になってやっぱり繁殖させたいと思っても再建手術を行うことは出来ません。

繁殖計画は避妊・去勢を行う前、子猫の段階でしっかりと建てておかねばなりません

自然な体型や生態が損なわれる

人間も成長とともに、男性は男性らしい体つきに、女性は女性らしい体つきになっていきますがそれはネコちゃんも一緒です。

ホルモンの働きにより体型や性格はオスらしく、メスらしくなっていくのですが避妊・去勢を行うとこれらが損なわれることになります。

また、避妊・去勢をしたネコちゃんは太りやすくなることもあり、体型の維持が難しくなるケースもあります。

手術のリスク

医療技術の向上により、避妊・去勢手術は安全に行われることがほとんどです。

しかしながら100%ではなく、術中の突然死、術後の感染症などで死亡するリスクが僅かながら存在します。

特別な理由がない場合は避妊・去勢を行おう

ここまでがネコちゃんに避妊・去勢を行うメリット・デメリットです。

わずかながら避妊・去勢を行わないことでのメリットも存在しますが総合的に考えると避妊・去勢をしたほうがネコちゃんにとって圧倒的にメリットが多いのです。

将来繁殖を考えているといったような特殊な事情がない限りはしっかりと避妊・去勢を行い、ストレスフリーな人生を提供してあげましょう。

  • 避妊・去勢はメリットがめちゃくちゃ多い!
  • 避妊・去勢は将来の病気の予防になる!
  • 避妊・去勢したほうが長生きする!
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https://cats-arekore.com/2023/08/07/why-you-should-spay-your-cat/feed/0108
ネコちゃんのお散歩は不要です!~ネコちゃんをお外に出してはいけない5つの理由をブリーダーが解説します~https://cats-arekore.com/2023/07/30/dont-let-the-cat-out/https://cats-arekore.com/2023/07/30/dont-let-the-cat-out/#respondSun, 30 Jul 2023 05:16:34 +0000https://cats-arekore.com/?p=79

ネコちゃんを飼育しているとお外に出してあげたほうがいいのかな?お散歩させてあげたほうがいいのかな?と思う瞬間があると思います。 飼い主が玄関を開けた瞬間に出ようとしたり、窓から羨ましげにお外を眺めていたりとあたかもお外に ... ]]>

ネコちゃんを飼育しているとお外に出してあげたほうがいいのかな?お散歩させてあげたほうがいいのかな?と思う瞬間があると思います。

飼い主が玄関を開けた瞬間に出ようとしたり、窓から羨ましげにお外を眺めていたりとあたかもお外に出たいのかな?って思う時がありますよね。

でも絶対にやめたほうがいいです。

今回はネコちゃんは絶対に完全室内飼いのほうがいいということを解説します。

猫は絶対に完全室内飼いが良い

ネコちゃんを完全室内飼育にするかお散歩を許容するかについてはそれぞれにメリット・デメリットについて考えなければいけません。

そしてそれを考えた時、圧倒的にデメリットが多いことが私が完全室内飼いをおすすめする理由です。

ネコちゃんにお散歩させる5つのデメリット

主にネコちゃんをお外に出すデメリットは以下のとおりです

  • 交通事故のリスク
  • 病気、寄生虫をもらうリスク
  • ケンカなどにおけるケガのリスク
  • 近所に迷惑をかけるリスク
  • 妊娠のリスク

交通事故のリスク

今や飼い猫の平均寿命は15歳を超えると言われていますが野良猫の平均寿命は3年~4年程度です。

その死因の多く交通事故なのです。

野良で生きているネコちゃんに比べ、普段室内で生活している飼い猫は警戒心が低く、事故に遭う確率が高いです。

実際に外に出してしまったがための交通事故はよく聞きますので外に出すうえでの最も大きなリスクのひとつと言っていいでしょう。

病気、寄生虫をもらうリスク

室内ではほとんど心配のいらない病気や寄生虫ですが野外にはこのような危険がいっぱいあります。

室内飼育では3種混合ワクチン(猫ヘルペスウイルス、猫カリシウイルス、猫汎白血球減少症)で良いとされていますが、外に出す場合は最低でも5種混合ワクチンが必要になります。

野外で生活するネコちゃんの死亡の原因に交通事故が大きいと述べましたがそれと同時に感染症も死亡の大きな原因となっています。

ケンカの怪我のリスク

飼育されている猫がオスで、去勢していない場合、あなたのネコちゃんは野外でパートナーを探すことになるでしょう。

しかし野外にはたくさんのライバルがいるのです。

猫のメスをめぐる争いは実に過酷です。

インターネットで「猫 ケンカ ケガ」などで画像検索すると痛ましい画像がたくさん出てきます。

ひとたびお家から外に出ればそこは弱肉強食の世界。子孫を残すための命がけの戦いが繰り広げられているのです。

近所に迷惑をかけるリスク

猫という動物はしばしば迷惑動物として扱われることがあります。

それは花壇を荒らしたり、うんちしたり、いたずらしたりするからです。

苦情程度で済めばいいのですが飼い猫が他人の器物を損壊したりすればその責任は飼い主が負うことになります。

ネコちゃんはこれは効果そうだからいたずらするのはやめておこうなどと気を使ってはくれません。

こういったご近所間とのトラブルを避けるためにもお外に出すのは止めるべきです。

妊娠のリスク

オスはメスを求めてケンカに明け暮れ、ケガをしてきますが、あなたが飼育しているのがメス猫の場合はお腹を大きくして帰ってくることになります。

猫は一度の出産で4~6匹程度の子猫を出産するのであなたは里親探しに追われることになります。

外出しのメリットは室内飼育でも達成できる

さて、ネコちゃんを外に出すことのデメリットがたくさんあることはわかりましたが反対にお外に出すことのメリットはどうでしょうか。

  • 好奇心を満たせる
  • 運動になる

一生懸命考えましたがネコちゃんを外に出すメリットはこの程度でしょう。

そしてこの2つのメリットは室内飼育でも十分に満たしてあげることが出来ます。

いっぱい遊んであげる

猫という動物はもともと好奇心が旺盛なため、おうちを探検するだけでも十分に好奇心を満たせますが、人が遊んであげることでとても喜びます。

そこには高価なおもちゃや複雑なゲームなどは必要なく、猫じゃらしで遊んであげるだけでとっても喜んでくれます。

キャットタワーのような高低差を用意してあげよう

猫はとても高いところに登るのが好きな動物です。

広大な敷地や広いお部屋などは必要なく、上下の運動が出来る空間を用意してあげればそこだけで十分な運動をしてくれます。

いっぱい遊んであげればネコちゃんは幸せ

冒頭で述べた猫が外に出たそうに外を見る行為ですが、これは人間のテレビ鑑賞に近いと言われています。

決して外に出たいわけではなく、むしろ外に出してたくさんの刺激を得るとまた外に出してくれとなってしまいます。

1回覚えた刺激は忘れられないもの、途中で禁止すれば大きなストレスになりますし続ければたくさんのリスクと付き合っていくことになってしまいます。

お外なんて気にならなくなるぐらいいっぱい遊んであげましょう

本日のまとめ
  • お外はケガや感染症、交通事故などリスクがいっぱい
  • 運動や好奇心などは室内飼育でも十分に満たせる
  • ご近所の迷惑にならないよう配慮しよう
  • いっぱい遊んであげよう
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https://cats-arekore.com/2023/07/30/dont-let-the-cat-out/feed/079