猫の爪切りの基本をブリーダーが解説します

飼っているねこちゃんの基本的なお世話とも言える爪切り。

どうやって切ったらいいのか、どこまで切ったらいいのか、どのくらいの頻度で切るのか難しいですよね。

今日は基本的な猫の爪切りについてお話しします。

どんな道具を使うの?→一般的な猫用爪切りでOK

爪切りの道具にもいくらか種類があります。ニッパータイプのもの、ハサミタイプのものがありますが使いやすいもの、安いもので大丈夫です。

ハサミタイプ

最も安価でよく見かけるタイプの爪切りです。

特段こだわりが無ければこちらのタイプでOK!!

ニッパータイプ

ハサミタイプと比べ力を入れやすく、簡単にカットすることが出来ます。

切れ味もよく、綺麗にカットできるのでハサミタイプがちょっと使いにくいと思った方はニッパータイプを使ってみるとよいでしょう。

ハサミタイプと比べると少しお高めです。

人間の爪切りでも切れますが…

猫の爪切りが見つからず人間用の爪切りでカットした経験がありますが一応これでもカット事態は可能です。

ただ人間と比べてねこちゃんの爪が柔らかいためか爪が割れやすく綺麗にカットするのが難しいです。

それほど高いものではないのでねこちゃん用の爪切りを用意するのがよいでしょう。

どうやって切るの?→膝に抱っこするのが切りやすい

ねこちゃんと向かい合わせになってねこちゃんの手を引っ張るのはNGです。

多くのねこちゃんは手を引っ張られると反射的に引っ込めようとするので上手くいかないでしょう。

あなたの膝の上でリラックスしている間にササッと手早く切ってしまうのがよいです。

もしねこちゃんがあまり乗り気でない場合は、膝に抱っこしながら肉球をマッサージしたり、爪を出したり引っ込めたりして爪を切る動作に慣れてもらいましょう。

ねこちゃんが嫌がらなくなったら素早く切ります。

触られることに慣れると休み休み切らせてくれるようになります。

どこまで切るの?→爪の中の血管が目安です

※引用ワンハッピーニャンハッピー

爪のどこまで切っていいのか、痛くないのか悩みますよね。

猫の爪をよく見ると爪の中に赤い血管が通っているのを見ることが出来ます。

この血管を切ってしまうと出血してしまうのでこの少し手前で切るのが目安です。

慣れないうちは浅めにカットしましょう。

万が一血管まで切ってしまったら!と不安になると思いますが少し血が出る程度であれば痛がらない猫ちゃんがほとんどですので安心してください。

どうしても嫌がる猫ちゃんには洗濯ネット

猫ちゃんによっては暴れたり噛み付いたりしてどうしても切らせてくれない子もいます。

そんな場合には洗濯ネットに入れてカットするのが有効です。

少し可愛そうな気もしますが無理やり爪切りをするストレスを考慮すれば遥かにストレスは軽減出来るでしょう。

洗濯ネットを持参するようにお願いする動物病院もありますのでどうしてもカットが上手く行かない場合は試してみてください。

極論、爪切りは不要

爪切りの方法をいろいろ説明してきましたがどうしても爪切りさせてくれない!毎回の爪切りがものすごく大変!という場合はもう爪を切らないという手段もあります。

猫ちゃんの爪を切らなければいけない理由としては以下のものがあります。

  • 喧嘩での怪我の防止
  • 飼い主の怪我防止
  • 家具へのダメージ軽減

つまり、猫は一匹だけである。家具は傷つけられても構わない。私は怪我したっていい!

という状況であれば爪切りは必須ではありません。

猫ちゃんを爪切りに慣れさすことが何より大事です

  • 爪切りは安いくて使いやすいハサミタイプがおすすめ
  • 爪切りする姿勢は膝に抱っこが楽。このスタイルを猫ちゃんに慣れさせよう
  • 爪切りの目安は薄く見える赤い血管が目安
  • どうしても嫌がる猫ちゃんには洗濯ネットを活用しよう
  • どうしても無理なら切らなくてもOK!

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