猫を新幹線に乗せる際の注意点をブリーダーが解説します

猫ちゃんにとって長距離の移動は大きなストレスになることが多く、できれば避けたいものです。

しかし、引っ越しや緊急時など、やむを得ず長距離移動をさせなければ行けないときがあると思います。

そんな時は静かで安全な新幹線が便利です。

この記事では猫ちゃんを新幹線に乗せる際に知っておかなければならない重要なポイントと注意点について解説していきたいと思います。

猫ちゃんを新幹線に乗せる前の注意点

トイレ対策をしよう

新幹線に猫ちゃんを乗せる際、最も注意したいのがトイレです。

おしっこならまだいいですが車内でうんちをしてしまうと他のお客さんに大変迷惑になってしまいます。

キャリーケースにはペットシーツを敷いて利用します。

万が一うんちをしてしまったらペットシーツでうんちを包みましょう。

流せるタイプのペットシーツであればそのままトイレへ。

トイレに流せない場合は臭いが漏れてしまわないよう、しっかり対策しましょう。

出発前のご飯は控えめに

猫ちゃんは基本的に乗り物は苦手です。

加えて猫ちゃんもしっかり乗り物酔いをします。

満腹の状態で新幹線に乗るとストレスや酔いによって嘔吐や下痢といった症状を起こしやすくなります。

出発前は少量の食事にとどめておきましょう。

猫ちゃんを新幹線に乗せるまでの注意点

普通手回り品きっぷを購入が必要(290円)

新幹線に猫ちゃんを乗せるためには普通手回り品きっぷを購入しなければなりません。

このきっぷはネットや券売機で購入することはできず、みどりの窓口でペットを見せて購入する必要があります。

縦、横、高さの合計が120cm以内でなければなりません。
・ケースと動物を合わせた時の重さが10kg以内でなければなりません

座席に座らせることは出来ない

猫ちゃんはあくまで手荷物として扱われます。

空いている席に座らせたり、キャリーケースを置くことも禁止されています。

これは例え、座席を購入していても許されていませんので注意してください。

車内においての注意点

猫ちゃんは膝上か足元に

猫ちゃんの置き場所は膝上か足元がいいでしょう。膝上であれば逐一猫ちゃんの様子を確認できるので安心です。

また足元に毛布などをかけて置いておくのも良いです。

あなたの姿が見えず知らない人がたくさんいる環境では猫ちゃんが不安になってしまうかも知れませんので足元に置く場合は毛布などをかけて視界を遮っておくのがおすすめです。

鳴きがひどい時はデッキへ

猫ちゃんがどうしても鳴き止まない時は他のお客さんに配慮しデッキへ移動しましょう。

デッキであれば客室への騒音は最小限に抑えられます。

車内での給餌は控えましょう

新幹線での移動は長時間になります。

移動中に何かを食べさせたいと思うかも知れません。

しかし出発前の注意点で説明したように、移動中は猫ちゃんにストレスがかかっているため、食事や飲み物は嘔吐や下痢の原因となります。

食べたがっても我慢させ、もし具合が悪そうな場合は車掌さんに相談しましょう。

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